deep

時にはひとり 奥底へ沈んだとしても
濁った水の中から 空が見えなくても

遠い過去で微笑むものは
少しも変わらない
見てきた空も歩いてきた道も
何一つ色褪せることがない

だから今はこのまま深く深く
ユラユラと宛てもなく漂っていよう

いつか晴れ渡った瞳で
見上げる時も来るだろう

その時こそ 底に沈んだ心を
また ゆっくりころがせばいい
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